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ヒトリシズカ

ヒトリシズカ 環境花びらや、がくが無く、白いのは雄しべで、この雄しべが花といわれています。
花穂が1本のものをヒトリシズカ 、 花穂が1本で、花穂がひと回り大きいものをキビヒトリシズカ、花穂が2本以上のものをフタリシズカというそうです。
モチノキの大木の木陰でこぼれ種から増え続けています。
奥に見えるミヤコワスレも青々してきました。
栽培は易しく、年間を通して木漏れ日が差す程度の半日陰が適し、株分けは早春か新葉が生育してから行い、種はこぼれ種子で発芽する。
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実家の母がまだ若く元気だった頃、畑を耕し花や野菜作りに精を出し、歌を詠み、寿勧学院で学ぶ多趣味の母でした。
今は寝たきりで、話す事もできなくなっているのですが、ヒトリシズカをみる度に母の花だと想うのです。
ヒトリシズカ、オダマキ、ミヤコワスレは母が寝たきりになってから母のイメージとして見る様になりました。
家のこれらの花は母が手掛けた子株や種から30年も咲き続けています。

山野草 | - | -2006.03.29 Wednesday